上京リーマンの徒然日記

趣味中心の気ままなよろず日記です。

【五輪テニス】デルポトロ is BACK!!

 

杉田が勝った!

 

ダニエルが勝った!

 

イチローが3000本!!

 

そして、何よりも!!!!

 

デルポトロが勝った!!!!!ジョコビッチに!!!!!!

 

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Juan Martín del Potro - タイムライン | Facebook

 

 

いや、確かに、ドロー見たときに思いましたよ。

 

「ここでデルポ引くとか、ジョコついてねーなぁwwwまぁ、勝つだろうけど」とか、

「五輪でいきなり、ジョコVSデルポとか熱すぎるだろ。デルポさえ万全ならなぁ・・・」とか、

「デルポトロ、マジで迷惑ノーシードwwww」とか、思いましたとも。

 

でもだからって、まさか、ほんとに、ジョコを破るとは思ってなかったよ!!

とは言え、デルポだからね、そこまで驚きでもないのですが。・・・いや、まだ完全に復活できてるわけではないのだから、びっくりか。

 

仕事中だったんだで、結果しか分からんかったので、急ぎでスタッツだけ確認しました。

 

リオ五輪公式サイトより

https://smsprio2016-a.akamaihd.net/_odf-documents/T/E/TEM001601_MatchStatistics_2016_08_07.pdf

7-6、7-6、両者一切譲らずのオールキープでタイブレークとか最高に熱い。

っつーか、あのジョコビッチが12ゲームもあってブレークポイント握れてないってどういうことなの・・・?

 

特筆すべきは、デルポトロの「フォアハンドウィナー 33本」あの、狂気のミサイルフォア大爆発ってことですかね。

 

遅くて跳ね気味のサーフェイスとなると、ちょうど撃ちゴロのショットになりがちなわけで・・・・おっかねぇ。

 

で、このスタッツを見る限り、ややデルポが押し気味で試合を進めて、どうにかジョコビッチが押し戻しつつタイブレで力尽きる×2って展開ですかね。

 

いやー、見たかった。どっかに動画転がってねぇかなぁ。っつーか、NHKにリプレイ無いかしら。

 

 

にしても、まさかまさかのビッグタイトル二連続早期敗退とは・・・。

やっぱ生涯GSを達成しちゃって、ちょっと切れたところあるんだろうなぁ、と。

フェデラーとかナダルが言ってたけど、

「2015年、ジョコビッチはベストのシーズンを過ごした。けれど来年もそれを続けるのはとても難しい」

ってやっぱほんとだったんすねぇ。(これまで二つGS取ってて、マスターズもバリバリ取ってますが)

もう、マジ泣きやんジョコビッチ・・・(´;ω;`)

www.rio2016.com

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ゴールデンスラムだけじゃなくて、国を背負っての出場だから、やっぱり色々と・・・こっちまで泣けてくる。

 

 

では、気分を切り替えて。

 

で、勝った方のデルポトロ。恐らく2014年の全米あたりからテニスを見始めた人にはちょっと馴染みの薄い選手ではないかと思います。

 

先日のウィンブルドンで、ビッグ4に次ぐ男、ワウリンカを撃破した選手と言えば、思い当たるところもあったりするでしょうか。

 

と言うわけで、デルポトロ is 誰? 的な話を少ししてみようかと思います。

 

デルポトロ is 誰? 

 

ファン・マルティン・デルポトロ

アルゼンチン出身の27歳。身長198cm。

日本テニスファンからの愛称は「デルポ」またはその風貌から一部では「アルパカ」などと呼ばれています。

長身を生かしたパワフルなプレーが持ち味で、高速サービスと前述の狂気とすら呼ばれる、史上最強クラスの圧倒的破壊力を持つミサイルフォアハンドをどっかんどっかん打ち込んでくるプレーヤーです。

一言でいうと、ラオニッチの上位互換と言った感じのプレーヤーでしょうか。

あと、日本人的に言うと、錦織の天敵。

こんなプレーヤーな、参考動画。


ATPテニス ロンドン ツアーファイナル フェデラーvsデルポトロ2012 11 10

 

実績的なこと言うのであれば、ビッグ4以外では数少ない、GSタイトル所有者です。

2009年全米、ビッグ4時代黎明期、フェデナダ時代と言われた二強時代の終焉期、すなわち全盛期ナダルフェデラー立て続けにぶち破り、若干20歳にしてグランドスラムタイトルを獲得するという期待の若手でした。

2012年のロンドンオリンピックではやっぱりジョコビッチを破って銅メダルを取っていたり、2009ツアーファイナルでは準優勝、これまでのツアータイトルも18個と、錦織と比べてもはるかに実績を残してきた、選手です。

 

ここまで読んでくると、

そんなすごいのなのに、なんで聞いたことないんだろ?

となりますよね。

 

そう、デルポは「ケガさえなければ・・・」と言われる選手の筆頭なのです。

その後は度重なるケガで、低迷したり戦線を離脱したり・・・一時はもう二度とアルパカは帰ってこないんだよ・・・とまで言われた時期までありました。

ケガさえなければ、ビッグ4時代ではなく、ビッグ5、いやもしかしたらデルポ時代があったかもしれない・・・。

アレだけの選手でありながら、なかば冗談交じりで語られるサフィン最強伝説」よりも、より信憑性がある程度にはその強さが印象深いだけに、本当にケガが勿体ない、テニス界の損失とすら思われていたでしょう。

 

そして、復帰した今年の活躍は先述の通り、最強の一角、ワウリンカとジョコビッチの撃破と言うセンセーショナルな復活劇を遂げたのです!!

 

バックハンドがまだ完全でない状態ですし、ここから期待も広がりんぐですが、まぁムラッケが持ち味のしかも芝のバブちゃんだし、なにかとお疲れモードなジョコだろうしで、額面通りの復活とも言えないのもまた事実。

これからのアルパカの活躍に期待だ!!

 

さしあたり、ナダルとやるの見たいなぁ。でも、下手に勝ち上がられると錦織のメダルが遠のく・・・。ぬぬぬぬ。

 

そして、太郎ちゃん勝ったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!

 

すげえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!

 

まじかよ、三回戦かよ。今年のダニエル、なんかすげぇぞ。